ミステリーゲート=塚原健太郎(シンガー、ソングライター、プロデューサー、エンジニア、プログラマー、マルチプレイヤー)mystery gate is kentaro tsukahara (singer, songwriter, producer, engineer, programmer, and multi-instrumentalist) すべての曲を書き、アレンジ、プログラムし、演奏して歌っているのは塚原健太郎 (ALL SONGS WRITTEN, ARRANGED, PROGRAMMED AND PERFORMED BY KENTAROH TSUKAHARA)

"メビウス・リング"発売中。
桜の花が散っていく、この時期には、非常にたくさんの人との出逢いと別れという体験を
創り出してる方が多いと思います。
ぼく自身も何人もの方との別れ、出逢いの体験を、ここ毎日のように創り出していますが。。
ぼくが体験した、ある美しい別れの話を紹介しましょう。
お互いに、生きている間は、もう二度と逢うことはないと心の中で分かっているのに、
『長い間お世話になりました。ありがとうございました。』
と言ったら、その方は笑顔で
『また逢う日まで』
と答えました。
もう二度と逢えないと分かっているのに。。
お互いに嬉しくもなく悲しくもない、口にあるかなしかの微笑を浮かべ、
晴れ晴れとした気持ちで、その場を別の方向へ歩き去りました。
この時、初めて輪廻転生を肌で感じましたね。
生まれ変わり、前世、今世、来世で巡り逢う、というものは頭では分かっていましたが、
身にしみては体験したことはありませんでした。
自分が色々と音楽を通して、真理の道を歩き出して成長している証拠なのかは
分かりませんが、穏やかな気持ちになれたんです。
どんなに醜く、汚く、追い払いたいと思う体験や人でも、縁で結ばれた今世で
出逢えたことを、ただただ感謝出来るんです。
メビウスリングのタイトルトラック、『メビウスリング』も、この輪廻転生を
テーマにして作詞をしましたが、
作った当時は頭では分かっていましたが、体験はなく、ただ憧れていただけでした。
禅の教えにもありますが、
足ることを知り、度を越した欲望を出さず、縁に従って生きていけば、
いつも心安らかにいられる。
つまり、人はすぐに現在あるものに感謝せず『もっともっと』となり、
なんとか自分の欲望を満たそうと、死に物狂いで、自分の周りの外に向かって、
世界と戦い、勝ち取ろう、変えようとする。
そうではなく、現在あるものに感謝して、自分の外を変えようとせず、縁に従って、
やって来たものに穏やかに反応して、インスピレーションに従って、
やりたいことをしていれば、心安らかに生きていられる。
なんか坊さんの話のようですが、こういう生き方をすれば、戦う必要はなくなり、
自然と願いも満たされ、本当に楽なんです。
最近、だんだんと、こういうことが分かってきて、悟りや死の境地とは、
こういうものかな?
とも感じています。



